●武道と2● 聞かせる |
■王陽明 安岡正篤 人間の能力というものは、平生、暗々裡に受け取っておくのは大変いいことである。子供のときから、わかってもわからんでもいい、聞かしておくということは、大変意義がある。素読などはそういう意味でも、決して軽視することのできない、軽々しく取り扱うことのできない、非常に大事なことであります。何でもいいから、子供のときに真理を聞かせておく、道を聞かせておくということは、時が来ると、立派に、根から吸収したものが花になり実になるように、いろいろの知識や行動になって表れる。 ◎「一掴一掌血一棒一条痕」 (いっかくいっしょうけついちぼういちじょうこん) 一度掴(つか)んだらそのものに血の手形が着くぐらいに掴め、一本ピシリッと打ち込んだら、一生傷跡が残るほど打ち込め。うろうろするな、へろへろするなということである。 |
by kancho39
| 2005-12-04 23:52
| ◆武道と空手
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