●極めの2● 巻き藁鍛錬の必要性 |
■あごひげ 巻き藁と基本の突きは対象物が違うということです。基本の突きの場合は、表面を一点集中することで深部を破壊します。突いたときは目標物がこちらに跳ね返ってくるというようなことはないので瞬間に拳の握りをゼロにしますね。対して、巻き藁の場合は、突いたあとに力を抜けば手首が押し戻されてグニャリです。よって捻り込んでなお、押し込むように突かないと巻き藁には対抗できないということです。巻き藁を突くことで、拳と手首を鍛えるのと同時に正しいフォームの追求、そして筋肉の使い方と体の締めを学ぶということです。また、極めの破壊力の確認にもなります。そのためには突いた瞬間に引いてはいけないと思います。巻き藁本来の目的・・、拳を単に鍛えるということではなく、そのエネルギー放出のためのフォーム・・姿勢、立ち足、エネルギーの通り・・などの点検のためです。よって、巻き藁突きの鍛錬にはいろんな方法はあっても、一番基本となるのは前屈からの逆突きでしょう。 |
by kancho39
| 2005-12-04 09:35
| ◆極めの空手
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