●子育て1● げんこつ問題・・。 |
■大阪の武田先生より 館長、色々な問題がありますねー。我々の道場のげんこつ「道場内体罰」の実態をここで言いますと、軽蔑されるかもわかりませんが、私の指導力不足はさておいて、あえて述べてみたいと思います。私の道場ではげんこつ、足払い、尻たたき、道場内引き回し、道場外放り出し等、あたり前のようにやっています。先ず注意します、再度注意をし、無視しほっとく訳にはいかんなー、と思った時、子供達はげんこつをもらいます。但しげんこつは「こぶ」は出来ないけれど、痛さがしみる程度、いずれも怪我をしない程度に、しかし自分か悪かったと反省できる痛さを感じることが前提になります。(ただ人間の出来ていない私は時々感情的に怒ることがあり反省する事も度々です) 我々の道場は小学校の体育館を使用させて頂いており、保護者の見学は自由です。練習始からずっとおられる人もいるし練習後半では30人ぐらいの人が見られております。私は保護者がいようがいまいが差別しませんので、両親の見ている前でげんこつを入れられ、大きな声で叱られる事も多々あります。悪い事は悪いのです。お蔭さんで私は道場開設以来一度も保護者から苦情を言われた事はありませんので、保護者からある程度認めてもらってると感じています。 最近新しく入会した子供の中に、注意をすると反抗的な態度をとる子がいます、私を睨みつけます、多分親にとる態度も同様であると思います。このような子供は絶対に許しません、空手道場には反抗期はありえない、との考えを押し通しています。このような子は通常道場外にほり出されます。 私は奈良、薬師寺の元管主、高田好胤法話集を聞くのが好きですが、その中で「やさしさ」について述べているところがあります。やさしさとは厳しいことがあって初めてやさしさを感じることが出来る、最近の親はただやさしいだけ、何でも子供の思うままに要求に応ずる、このことは、やさしさではなくただ甘いだけだ、といっておられたのを思い出します。 学校の先生方には申し訳ないが、体罰が必要な時も多々あります。体罰も含めた厳しさがあり、そこに子供の幸せを願う気持ちがあればいいと思います。空手道は武道です、そこには精神的にも肉体的にも厳しさが絶対に必要と思います。 ▲大阪府 交野市青山支部 http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ek-aoyama/ |
by kancho39
| 2005-11-29 12:08
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